課税ミスの原因ランキング

全国市町村の課税ミスの原因ランキングを作成してみました。全ての事例を網羅しているわけではありませんので、ある程度の目安としてご覧ください。

1位 住宅用地の特例の適用漏れ

件数は81件、還付金額は36億円でした。当該誤りは、毎月どこかの市町村で発生しており、所有権移転登記が義務化されない限り、今後も続くものと思われます。
この誤りは、わざわざ税理士に依頼するほどの内容ではありません。住宅における固定資産税であれば、通知書に目を通せば、どなたでも気がつくミスです。まずは、不動産を取得して初めて送られてくる通知書に、しっかりと目を通すことが大切です。
詳しくは、この記事をご覧ください。

2位 非課税物件へ誤って課税

どういった物件が非課税になるのか、これは納税者側で判断しきれないものもあるかもしれません。〇〇な時や〇〇な時は非課税物件が生じるかもしれません。我々専門家に相談する価値があるかもしれません。

3位 評価システム自体の誤り

これについては、役所内部で誤りを見つけるのは難しいのではないかと思います。我々専門家が綿密に調査をした上で役所に誤りを指摘するという作業が必要なケースです。